何年か前に「京味」に行った時、大将の西さんがある店の"水羊羹"を大絶賛していた。

当時は特に興味もなく、記憶の彼方へ押しやってしまっていたのだが、
今年になって突然食べてみたくなり、
その夜同席した方と古い記憶を辿り、ようやくお店が「越後屋若狭」であることを思い出した。
★お店はこちら！⇒クリック！


早速電話してみると、
全品事前予約制で、特に"水ようかん"は２?３日前までに予約が必要とのこと。


ということで、思い立ってから1週間ほどかっかって、
ようやく手にした"水ようかん"がこちら↓。

ネット情報でははがき大とのことで、よっぽど小さいのかと思いきや、
厚みがあって意外に重い。

包装紙を一枚めくると、今度は「よく冷やす」よう促される。

もう一枚、めくるとようやく羊羹が現れる。

噂に違わず、コレが柔らかい・・・
なので、切り分けるのは簡単なのだが、形を崩さず皿に出すのが超難儀！

どうしたものかと、考えあぐねた結果、切れ目に合わせて蓋を添え、
箱ごとひっくり返したら、呆気にとられるほどツルリンと出てきた。

で、早速食べてみると・・・

これが、口に入れた途端に、固体が液体に代わるかの如くの柔らかさ！

しかも、解けた後には、小豆のザラッとした感覚が舌に残り、、、
いや、コレは新食感、、、正に、余品をもって代えがたし、、、だ。

口に入れると、あっという間になくなっていくので、
一人で半分くらい食べられるかと思ったのだが、
結構甘みがしっかりとしていて、8等分したものを３つ食べた段階でギブアップ。



禁を破って残りは翌日にまわしてみたら、
なんと水が大量に染み出ていた・・・

その分、前日ほどの柔らかさは失われていたが、、、それでも普通の"水羊羹"よりは断然柔らかい。
どんだけ、柔らかいんだ！！！ってことですな・・・


９月には、"栗きんとん"が出るらしいので、
そしたらまた買いにくるとしようかな、、、



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