佐野足利麺食い紀行(2006年6月3日〜4日)
1日目
月一で参加している勉強会。
今月の開催地は、栃木の足利である。

足利といえば、関東のラーメンどころ、佐野のお隣。

ここでラーメンを食わずして、どこで食おう、、、

といふことで、例によって例のごとく、
幹事さんが魂を込めて練りあげてくれたスケジュールとは別に、オリジナルプランを立てて出発する。

ちなみに、今回佐野までは、りんかい線&埼京線で池袋まで出て、池袋から東北線(湘南新宿ライン快速?)で小山。小山から両毛線で佐野というルート。

小山まで新幹線を使う手もないことはなかったが、所要時間が10分しか変わらないわりに、運賃が倍になってしまうので却下。

うーむ、、、たまにはガタンゴトンもいいものである(笑)。



さて、一軒目はラーメンどころ佐野を代表する店「とかの」。
いつも行列が絶えぬ人気店とのことなので、開店前の行列に加わる(あせって駅からタクシーを使ってしまったが、駅からは意外に近い。ちなみに開店10分前到着で8人待ち)。

まずはラーメンだが、、、
様々な出汁材がどれも突出することなく塩でくるまれたような味わいで、なかなか旨い。

佐野ラーメンの特徴である麺は、平打ちのピラピラ。
特に強い印象を残す訳ではないが、麺と一体化し相性がよい。

具は特にこれといった印象なし。



この後、二軒行く予定だったので、“ラーメン”だけのつもりだったのだが、皆が例外なく“餃子”もオーダーするのでついつい出来心で餃子も注文してしまったら、、、これが、デカイ
野菜中心の餡に、もっちり食感の皮で餃子としては旨いんだが、粉モンは後から響くからなぁ、、、


ということで図らずとも一軒目の「とかの」で、かなりお腹がふくれてしまったので、
2軒目の「森田屋総本店」まで歩く。



20分弱で到着。30台ほどの駐車場が一杯になっており、こちらの店も地元人に愛されている一軒の様子。

オーダーは「お勧め」との評判を聞く“”チャーシュー麺。
店の入り口付近で打たれている麺は、太さも長さも厚さも、これでもかって言うほどの不揃いさ。
当然茹で加減もバラっバラで、薄いところが束になっているとワンタンのような食感。

スープは、割とシンプルなしょうゆ味。
おそらくチャーシューの煮汁もスープに使われているため動物系の味が濃い。



さすがにお腹が一杯になったので、どこかで休もうと思ったが、行けども行けどもファミレスの一軒も見当たらず、休めるところが見つからない。

道端に坐りこむ訳にも行かないので、仕方なくテクテクテクテク。1kmばかり行ったところにあったホームセンターのベンチでひと休み。
(20分経過)

なんと回復したので、3軒目の「太七」へと向かう。
ここは「もしもツアーズ」や「王様のブランチ」でも紹介された青ネギラーメンが有名なようだが、まずは基本というふことでオーダーは“ラーメン”。
ビロビロ太めの手打ち麺は、他の2軒に比べても圧倒的に太く、麺そのものの主張が強い。
塩気強めのスープとの相性もよく、美味しい。

ここは、満腹状態じゃない時に来たかったかも、、、



と食べ終えたのが15時過ぎだったので、
結構いい料亭だったらしいのだが、夕飯になってもまるでお腹が空かず、、、、、


えびしんじょうが旨かった(<食ってるジャン(笑))。



ということで、2日目に続く...
2日目
足利・佐野二日目。

午前中は佐野のアウトレットモールへ出かける。

もともと買い物には、極めて乏しい興味しか持っていないので、とりあえずひとまわりし、GODIVAのアウトレットショップでおみやげを買ったら、、、やることなーい!

「この中に、昼寝ができるネットカフェあったら、絶対流行るな・・・」とか思っていたところ、
すんごく並んでいるアイスクリーム屋の情報をゲット。

ちょうどいい暇つぶしになるので、行列に参加する。
40〜50分ほど待ち、ようやく順番になったが、何がいいのかよう分からんので適当にオーダー。
アイス自体には、特段の感想はないが、、、
六本木ヒルズにも入っている店だったのを、予め知っていれば行列に参加することはなかった思う(苦笑)。



てな感じで時間をつぶし、お昼は「めん割烹 なか川」で、“とろろそば”。
このお店は、なんでも、あいだみつお縁のお店らしくそこいら中に書が飾ってあったり、
箸袋の字もあいだみつおだったりする。
そばも、とろろもなかなか美味いが、腹八分目に留めてラーメンに備える(笑)。



その後、足利学校を見学。帰途につく皆様とお別れし、居残りラーメン(笑)へと向かう。

一軒目は、最寄り駅のない(笑)店、「おぐら屋」。
今回のツアーの幹事を務めてくださった方に、車でご案内いただく。
なみなみと注がれたスープは滋養分たっぷりで、なかなか美味いのだが、
ここの麺は自分にはちとヤワ過ぎかも・・・

つづいて「宝来軒」に向かうも、「臨休」!
ま、よくあること(笑)なので、眉一つ動かさず佐野駅前の「グリルこやま」で〆。
「本業ではないが、なかなか美味いラーメンを出す」との評判だったので、来てみたのだが、
スープにコクが無さ過ぎ、かな〜り今一...
一緒にオーダーした“鳥レバ焼”は、なかなか美味いかったので、
これにご飯の方が、自分的には正解だったように思う。



という訳で、ラーメンは計五軒行ったのだが、再訪したい順は、
太七 > とかの    >おぐら屋    >森田屋   >こやま   かな・・・!?

まだまだ、行っといた方がいい店も多いのだとは思うが、
とりあえず胃袋は酷使したし、十分堪能させていただいた。

お世話係をかってくださった皆様に、感謝の念をお伝えしたい(深辞儀)。