盛岡三大麺料理を食べつくせ!(2005年7月9日〜10日)
1日目 (昼前)中華そば@中河、じゃじゃ麺@百麺
(昼)ヂンギスカン@小岩井農場
(おやつ)チーズケーキ、ソフトクリーム
(夜)宿飯@ゆこたんの森
岩手県の盛岡にやってきました!

盛岡と言えば、“わんこそば”、“盛岡冷麺”、そして、“じゃじゃ麺”の3大麺料理が有名ですが、めったに来れない街なので、ラーメンも抑えておきたいところ。

ただ、今回は自由時間が少ないので、行けたとしても1〜2軒。
「ここはなんとしても、盛岡を代表するラーメンを・・・」ということで、ちょうど岩手に赴任している元ラーメン王にお勧めを訊いたところ、間髪いれずに「中河」との応えが返ってきた。

調べてみると、日曜休。行くとするなら、集合時間前。
ところが悪いことに、盛岡に行ったら絶対行ってみようと思っていた“じゃじゃ麺”の「百龍」も日曜休み。

泣く泣くどちらかを断念することも頭をよぎったが、、、
よくよく見ると、「中河」は11:00開店で、「百龍」は11:30。

両方行けるじゃん!
ということで、集合時間の1時間半前の11:00に盛岡入りと相成った。

「中河」までは駅から、タクシーで10分ほど。
なかなか、落ち着いた佇まいのお店である。

ここはのメニューは“中華そば”一本で、オーダーする必要すらなく、席に着くと厨房に注文が通る。
うっすらと脂が浮いたスープは、透明度が高く丼の底まで透けて見えそう!
で、この美しい見た目どおり、素朴なから味わいが深く、大変美味しい!

いろんなモノを足して味を作るラーメンが多い中、
一切余計が加わっていない、こういうプレ〜ンな味わいは、
舌だけでなく、胸にも染み入る感じがする。

軽〜くウェーブのかかった細麺も、固めの食感でスープとマッチ!

チャーシューにやや不満が残るが、500円だし、贅沢を言うのはよそう(自戒)。

「近くにあれば、月2〜3回はレギュラーで通いたい」と思うほどの満足感と、「いいな、盛岡市民...」との軽い嫉妬心を胸に秘め、2軒目の「百龍」へと向かう。



「中河」から「百龍」までは、徒歩で5〜6分。
前情報では、いつも行列しているとのことではあったが、待っている人はおらず、すんなり入店。

“中”をオーダーすると、30秒後に“じゃじゃ麺”登場(笑)。
“じゃじゃ麺”は、三軒茶屋の“じゃじゃおい軒”で食べただけなのだが、
“じゃじゃおい軒”と較べると、うどんが太くふっくらとした食感で、やや味噌ののりが悪い。

卓上に乗ったいろいろな調味料や薬味で自分の味にチューンアップするのが“じゃじゃ麺”の食べ方らしいが、自分的にはラー油と酢を少々ってのが一番良さそう。

で、麺を食べたあとは、ちゃんとチータンも飲み干し、皆さんの待つ盛岡駅へとUターン。





皆さんの到着をお出迎えした後は、小岩井農場へ移動。
お昼は、お約束の“ジンギスカン”。
全然食べるつもりはなかったのだが、、、目の前にあるとなんとなく箸がのび、
味、全然普通なんだけど・・・結局ほとんどたいらげてしまった(苦笑)。

その上、お勧めだと言う“チーズケーキ(クリーミー)”と、
ソフトクリームも食べちゃったりして...
このソフトクリームは、味が濃いのに乳臭くなくて、なかなか美味い!



と、ここで数時間遊んでから、宿へ移動。
泊まったのは「ゆこたんの森」という、温泉リゾート。

お風呂と部屋はナカナカいいのだが、、、

食事は、、、う〜む(腕組沈黙)。

とう言うことで、二日目に続く...
2日目 (昼前)自作の盛岡冷麺@手作り村
(昼)わんこそば@直利庵
(夜)盛岡冷麺、ビビン麺、焼肉@ひげ
盛岡2日目。

今日は、「手作り村」に行った後、“わんこそば”を食い、その後、時間をつぶして、“盛岡冷麺”でしめるという旅程。

朝の集合時間は、なんと8時!(世の中の人ってなんて、なんて早起きなんでしょう・・・)
一応、朝ごはんもついていたようのだが、昨日の夕飯で大体の予想がついていたので、謹んでパス。

朝風呂を浴びて、いざ出発である!


まづは、「手作り村」。ここは、織物、竹細工、陶芸、などなどの作製体験が出来る施設。

試しに南部せんべいを焼いてみる。

一枚分の生地を渡され、餃子の皮よろしく伸ばすように指導される。

で、伸ばしたのだが上手く丸くならず(汗)・・・

指導役のおばさんが適当に成型し、鉄製の焼方に入れてくれるので、
あとは、30秒ごとに表裏を返して焼く。

と、出来上がり!

出来立ては熱くて食べられないので、少し冷ましてから食べてみたが、、、
シットリしていて、売ってる南部せんべいとは少し違った印象。
売ってるやつの方が、味はいいな(苦笑)。

続いて、盛岡冷麺を作ってみる。

といってもやるのは、麺打ちのみ。
小麦粉とでんぷんを混ぜた粉に、熱湯を注いで熱いうちに捏ね、手早くコシを出す。
んでもって、出来た麺帯に圧力をかけて、麺状に絞り出し、そのままゆでる。

茹で上がった、麺は冷水で締め、水気を抜き丼に盛る。
スープを注いで、トッピングを乗せて完成!(スイカは嫌いなので、敢えて乗せず)
自画自賛だが、麺にもしっかりコシがでて、なかなか美味かった。

ついでなので、いわゆる冷麺と盛岡冷麺の違いを伺ったところ、
「盛岡以外の冷麺には、朝鮮半島から入ってきた当時のまま、そば粉が入っているが、
盛岡冷麺は、そば粉を抜いてより日本人の口に合う食感になっている。また、オリジナルは、
水キムチの汁がスープに入っていたが、これもやめて、唐辛子のキムチに代えてある。」とのことで、、、う〜ん、思いがけず、勉強になったな(感心)。


【耳寄り情報】
 この手打冷麺の体験工房を主催している「ぴょんぴょん舎」の“冷麺”はお取り寄せできます。なかなか美味しいスープで自分自身もお勧めですし、今回ご案内いただいた盛岡地元の方も、お土産なら
「ぴょんぴょん舎」と太鼓判を押しておりましたので、一度試してみてはいかがでしょうか。
盛岡冷麺スペシャル2食セット



お昼まで遊んで、“わんこそば”を食べに「直利庵」というお店へ。

実は“わんこそば”は初体験。てっきり、そばだけ黙々と食べるのかと思いきや、実は、いろんな薬味や具を乗っけて食べるのであった。

そばの入ったお椀も、、、

蓋の下に薬味が、入ってた入りして・・・

ちなみに、一杯はこんくらい。

なんでも、わんこ8杯で、普通のそば一枚に相当するらしい。
一緒に行った人達の中では、最高90杯食べた人がいたが、
自分は敢え無く31杯。
お腹は全然OKだったが、口が飽きたな...

ちなみに、最後の方に出てきたいくらが美味しかったのが、一番印象的だった。



んで、もって最後は“盛岡冷麺”を食べに、今回のツアーの案内役をかってくれたご家族一押しの「ひげ」へ。

お目当ては、“冷麺”だが、もちろん肉も食う(笑)。

んでもって、メインの冷麺。

先ほど、自作の麺に自画自賛していたのだが、
さすがに本物との差は歴然。強烈なコシは特筆モノであった。

で、こちらもお勧めだと言う“ビビン麺”も試す。

こちらは、一種のサラダで、一人で一食はキツソウ。





と言う訳で、「盛岡3大麺料理を食べつくせ!」の旅は終了!
食べ疲れで、帰りの新幹線はノンストップで爆睡だったことは言うまでもない。



しっかし、東京、あっちぃ〜!
後日談
「今回の盛岡レポートは、笑わせどころが少なかったな・・・」などと自戒していたところ、
今回のレポをご覧いただいた、ラーメン王選手権準優勝のあの方から掲示板に書き込みが。

 タイトル:うーん、もったいない……
 「折角「直利庵」まで行かれたのに、わんこそばのみで
  離脱したのは何とももったいない。

  直利庵は「わんこそば」の店としてあまりに有名ですが、
  実は「中河」に勝るとも劣らない美味い中華そばを出す
  店なんですよ。次の機会があれば、是非お試し下さい。

  大根オロシの入った「おろし中華」も味がキリっと締まって
  うまいです。











ぬわんですとおぉぉ〜










そ、そふいへば、、、“カツ中華”とかメニューにあった様な気が・・・

しかも、「直利庵」はこちらの年表によると、ラーメンを出す店としては東北随一の老舗だし、、、(注:いつからラーメンをメニューに載せているのかは未確認)





How mottai nai!

リベンジしちゃル!ず〜っと、先だけど...