夏休みを大阪で!(2004年9月27日〜29日)
ず〜い分と遅くなったが、人並みに夏休みをとることにした!
行き先は、、、

である。

今年はハワイに行く予定だったのだが、
なぜ大阪になったのかは、我ながら不思議である(笑)。

まぁ、それそはそれとして、しっかりと美味いものを食って来たいと思う。
1日目 (昼)肉うどん、ごはん、生卵@千とせ
(夜)ローストビーフディナー@洋食おかもと
まづ、お昼に行ったのは「千とせ」。
“肉うどん”からうどんを抜いた“肉すい”が有名だが、
うどんも捨てがたく、“肉すい”、“ごはん”、“たまご”をオーダー。
“肉うどん”は思っていたより、ず〜〜〜〜〜〜っとアッサリしていて、かなりビックリ!
おそらく肉を炊いた汁はうどんの出汁には加えていないものと思われ、出汁はカツオが香るだけで、肉肉しさは全く無い。

う〜む、これはかなりの拍子抜け。
すき焼き風の味付けの肉を期待していたら、カツオ出汁でしゃぶしゃぶにした肉が出てきた、みたいな感じである。

肉の味がご飯のオカズにするには薄すぎるので、卵をかけたご飯に醤油を足さざるを得ず、
結局、“肉うどん”に“卵かけご飯”を食うという、普通だったら、絶対にやらない組み合わせのご飯を食う結果に。

“肉うどん”から、うどんを抜いて、ご飯のオカズをとしてオーダーしたのは、
近くのなんば花月に出演していた芸人さんらしいが、、、
東京の人間だったら絶対に思いつかなかっただろうな・・・!?

うどんも、、、ハッキリ言って、スーパーで売ってる袋入りうどんと大差なく、、、
う〜む、一発目は不発。




さて、夜は「大人の大阪」という本で見つけた「洋食おかもと」。
本に出ていた“ローストビーフ”があまりにも美味そうだったので、
衝動的に予約をしたのだが、その際、東京から行くと告げると、メチャクチャ驚かれた。

なんで、そんなに驚かれるのかよくわからなかったのだが、
店のある江坂という場所にやってきてようやく合点が行った。
う〜む、確かにここは、あまり観光客が来そうな場所ではない。

店は「町のこじゃれた洋食屋さん」という感じで、非常にこじんまりとしているが、
「おいちゃん、気張ってローストビーフ作ったから、食べに来てね!」とでも言われた感じの、
ハートフルなおもてなしが嬉しい店だった。

毎月第二土曜と日曜、月末の土曜と日曜にしか食べることの出来ない“ローストビーフディナー”は、スープ、サラダ、ローストビーフ、ライス、コーヒーで3300円。地元客相手の店なので、お値段はとってもリーズナブル。

どれ一つとっても、手作り感と「美味しいモン、食べてね」感が伝わってくる素朴な品々。
洗練された感じは全く無いが、手作りの温もりが感じられる。

確かに、東京からわざわざ出向くってのはどうかと思うが、、、
地元の人には、愛されてしかるべき立派な店だと思う。
2日目 (朝)モーニングビュッフェ@リッツカールトン
(昼)串揚げ様々@八重勝 スジ焼き@千草
(夜)鯛めし&天麩羅@与太郎
泊まっているリッツカールトンホテルの朝食がパック料金に含まれているので、
滅多に食べない朝ごはんを食べる。

ホテルにありがちなビュッフェスタイルだが、生野菜嫌いの自分が選ぶと、、、
妙に動物性たんぱく質中心の一皿に・・・(苦笑)。



昼は、おのぼりさん観光客らしく、通天閣に登り、、、

ビリケンさんにベストセラー祈願!こんな開運袋も買った!
編集のMさんが見たら、「そんなのはいいから、ハヨ、原稿仕上げんかい!」とか言われそうである(笑)。


その後、じゃんじゃん横丁なる通りで人気の串揚げ「八重勝」へ。

見た目は妙にでっぷりしているのだが、
山芋を入れた地にドップリとつけてからパン粉をつけて揚げるので、
ポイポイ食える。

イカげそ、ロースハム、タコ、シュウマイ、ちくわ、トンカツ、牛ヘレ等々(詳細忘却)、
相変わらず動物性の具を中心に、ドンドンと胃袋に収め、下町大阪を後にする。

ちなみに、ロースハムやらシュウマイやら、ジャンクなものほど、美味いと思ったのは、
東京で串揚げを食べた後と同じ。

続いて、天満に移動し、「千草」でスジ焼き。
“スジ焼き”とは、スジコン入りのお好み焼きであった。
ところどころ、スジの甘みが口の中に広がるが、、、
満腹の時に食うもんじゃないな・・・これは!?

ちょっと、粉っぽかったのは気のせい??

夜は観光ガイドブックの常連「与太郎」の“鯛めし”。
まぁ、これはこれで全然OK、っていうか、楽しいんじゃない!
漬物がタップリついてるのがいいですね!?じゃないと、2杯も3杯も食えないけど。

一応、天麩羅も有名だってコトで、食べてみたけど、、、
こっちはフリッターみたいで、もういいな(笑)!
3日目 (朝)モーニングビュッフェ@リッツカールトン
(昼)ソフトシェルクラブのフライドライス@ウルバンギャングカフェ
(夜)関西煮@常夜燈
再びホテルの朝食。
昨日の反省を生かして、今日はパンケーキを焼いてもらう。
なんかこれも、粉っぽいんだけど・・・
あ、あと、相変わらず、動物性たんぱく質のものはたんと食べました。


昼は、USJへ行ったので、近くの「ウルバンギャングカフェ」で“ソフトシェルクラブのフライドライス”を食う。
観光地にある、こういういかにもヤバそうな店に行った場合、
カレーとか無難なものを食うのが鉄則で、やや冒険だったのだが、、、
なんのことはない、ソフトシェルの唐揚げがのった普通の炒飯だった。
食えないことはなかったので、その点は良かったのだが、
これで1680円ってのは、やっぱ暴利だな。

USJはとっくに旬を過ぎているので、どのアトラクションも大して待つこともなく、
その分、いろいろと動き回る羽目になって、パークを離れる頃には疲労困憊で
口数が少なくなった妻と自分。

大阪最後の食事となる「常夜燈」では、超控えめ(笑)。
森繁久弥が「これは“関東炊”ではなく、“関西炊”だ!」と言ったとの話で、
「やす幸」あたりの澄んだ出汁のおでんをを想像していたのだが、思いっきり濁ったスープでビックリ!

の割に、味は薄く、美味いんだか、不味いんだか、ハッキリしない味であった。
まぁ、疲れた胃にはちょうど良かったのかもしれないが・・・

最後にしては、締りが悪かった感は否めない。