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2003年5月1日(木)
きんきの煮付け@おでん仲家 【場内】
昨日の「焼き魚は皮が命」にご賛同いただいた方から、沢山のメール及び掲示板への書き込みをいただいた。(皆さん、ありがとう!)朝方、レスを書いているうちに、再び焼き魚モードがオンに入ってしまった。
ならばということで、「高はし」にすっ飛んでいったのだが、15人はいようかという前代未聞の大行列(驚)!

残念ながら、撤退を余儀なくされ、同じ8号館の「仲家」へいく。

GWということで「清水の舞台から飛び降り」モンの”キンキ”を選ぶ。(定食で1700円でっせ!1700円!)
「キンキといえば”煮る”でしょう」ということで、焼き魚モードだったはずなのにアッサリと”煮付け”に転向(笑)。
皮を開くと現れる真っ白い身のなんと神々しいことよ!

やはり、尾頭付きを一尾まるまる食べると、各部位の微妙な食感の違いが味わえて楽しいねぇ〜。頬や骨身は歯を跳ね返すほどの弾力なのに、腹の辺りはトロリととろけるほど柔らかい。
ん・・・む、不器用な箸がもどかしいほど美味い!

さらにさらに、それにも増して美味いのが、、、煮汁だ!
昨日は「焼き魚の命は皮だ」と書いたが、「煮魚の命は煮汁である」と断言しよう!
魚の旨味が出まくった煮汁でヒタヒタになった飯をかっこむ時の幸せ・・・・・正に筆舌に尽くしがたい。(表現力が足りていないのを誤魔化しているだけのような気もするが・・・)

これでしばらく魚なしでも生きていけそうだ!(<んな、大袈裟な!)
2003年5月2日 (金)
タンメン@栄楽 【麺
「1日位余分に休まないとGW気分が盛り上がらない!」という、ただそれだけの理由でお休みをとり、MLBなぞ見ながらダラッダラと過ごす。ダラッダラだーい好き!
お昼はマイタウン大井町の老舗「永楽」から最近独立した「栄楽」に向かう。今日で2度目だ。前回はラーメンを食べて、本家より麺が大幅にバージョンアップされているのを確認したので、今回はタンメン。

丼から溢れんばかりに載せられてたキャベツ・人参・タマネギ・ピーマン・キクラゲ、それに豚バラ肉の炒め物。麺もゆうに1.5玉はありそうで、無茶ボリューム満点!
本家とは”盛り”で差別化することにしたのかな・・・?
大量の野菜を使っていることもあってスープには野菜の旨味がふんだんに出ているが、惜しむらくは塩分が足りない。あと2つまみくらいの塩を足すと大分良くなりそうだけど、今の段階ではタンメンはまだ本家に追いついてないなぁ・・・

とまぁ、昼を簡単に済ませた。フフフっ!
夜は、自分のTVチャンピオン築地王就任祝いと、骨折からの快気祝い、そして介護に奮闘してくれた妻の慰労会をかねて、早稲田の「松下」にいくのだ!

「松下」といえば、原宿の名店「重よし」で21年もの永きに渡って包丁を握り、各界名士の舌を楽しませてきた松下シェフのいる、東京代表する名店である。
何年か前に雑誌で見かけた”牛テイルのワイン蒸し”は、今思い出してもため息が出るほどのシズル感溢れた一品であったが、残念ながら既にメニューからは外れてしまったらしい。ったく、狂牛病バカヤロウである。

ともあれ、本日のお品書きは・・・
先付け
藁でいぶした鰹のたたき
稚鮎の唐揚げ
鯛の子しんじょと花山椒のお椀
鮪・鱸・烏賊・とり貝・しゃこのお造り
小甘鯛の醤油漬け一夜干し焼
石垣貝のヌタ
アイナメの唐揚げ煮おろし
渡り蟹のほぐし身
生湯葉とほうれん草の葛あんかけ
ふわふわ玉子
グレープフルーツゼリー

どの皿も細かいところまで気遣いがされており、マズイものは一つもない。
これはこれで凄いことだと思う・・・が、日本料理だけあって、ドカーンと心に響くインパクトのあるモノもなかった。
家や会社の近くにでもあれば、何らかの機会に使わせてもらうことあろかと思うが、家から小一時間もかかる今の場所では、再び訪れることはおそらく、、、ないな...

他にも行きたい店はいーーーーーっぱいあるのだ!

話は変わるが、
2月に買ったばかりだというのにPCが壊れた!
昨日の「松下」の皿も、せっかく全て写真に撮って来たのにアップできない。しばらくは6年前の最新鋭機(つまり今はボロ)での更新を余儀なくされることになってしもた。当分写真は”なし”になりそうだが、ご辛抱願いたい。
2003年5月3日(土)
ちゃーしゅうめん@葉月 カツサンド@一富士 【ラーメン・番外】
そろそろ近場の未食宿題店の消化が終わりに近づきつつある。それに従い不安が期待を上回るようになるのだが・・・
まずは雪が谷大塚の「葉月」。白でまとめた外装はなかなかセンスを感じさせるが・・・
ラーメンはまるでダメだ!

というか、
この店でラーメンをオーダーすると出てくるのは、かえしを使った魚だしがキツメに効いた濃い口醤油のスープに、そば粉を練り混んだというクロっぽい麺。

これって蕎麦ジャン(怒)
しかも、中途半端にそば粉を練り混んであるものだから、香りなんかはもちろんしないし、コシも小麦粉だけのモノよりずーーーっと弱い。これなら、立ち食い蕎麦の茹で置き麺の方がなんぼかマシ!何がやりたいんだ、この店?
これをラーメンだと言い張るのであれば、ラーメンを食べに来ている善良な客を欺いている詐欺行為であると言わざるを得ない。公正取引委員会に不当表示で訴えられたら、
100%間違いなく”クロ”だ!
更に、この店、具には変な風に拘りすぎて自ら破綻している。自分もチャーシューは何度も自作したことがあるのでよーく知っているが、この店が採用している吊し焼きだとどうしてもロースト臭くなって、通常のラーメンのスープでは受け止められない。この店のような蕎麦の出来損ないのようなスープだと、全体がロースト臭くって食べられたモノではない!
この店の人って、自分が作っているこの”自称ラーメン”を食べたことがあるのだろうか?マジで疑問である!

あまりの半端モンっぷりに怒り心頭!
すっかり次の店に行く気が失せた。

そこで口直しに同じ雪が谷にある「一富士」でカツサンドを買って帰ることした。
このカツサンド、この世界にミス・コンテストがあったら(<ねぇよ!)、ミス・フォトジェニックに選ばれること間違いなしの感動モノのビジュアルである。
カツとソースという個性の強い素材を受け止めるイーストの香の強いパン選び、ふんだんに詰められたキャベツを細かく刻んで食感を邪魔させない工夫、食べやすい一口サイズ(4cm×2cm)、
作り手側から食べ手への、愛情と気配りに溢れた素晴らしいサンドイッチである。

通り隔ててお向かいなんだから、
少しは見習え>葉月!
2003年5月4日 (日)
プライムミニスターズ・プライムリブ@アウトバックステーキハウス 【番外
昼は軽ーくサンプルでかったあったカップ麺を2つ。たまには消化しないと置き場がなくなっちゃうからね。

と、昼を軽くした代わりに夜はボブ・サップもお気に入りだという品川の「アウトバック・ステーキハウス」でドッカーンと340gのローストビーフをたいらげる!
オージービーフらしいのだが、リブアイだけあって柔らかくてなかなか美味!こういう肉ってのは、やっぱ分厚いのを頬張るのに限るね!
コンだけ食べると、「2−3日は肉はいい」って感じになりますな(笑)。

反対に、そろそろ市場が恋しくなってきたりして・・・
2003年5月5日(月・祝)
特性つけ麺@夢うさぎ 五目そば@おはる 【ラーメン】
連休最終日。そろそろ築地が、つか、魚が恋しくなってきたなぁー(笑)。
まぁ、あと一日の我慢、我慢!ってことで、少し遠目のラーメン屋へ。

まずは北葛西の「夢うさぎ」。これがどの駅からも遠くて行きづらい!あるHPには「西葛西から徒歩20分」とか書いてあるぞ!実はこの店、一度ヒイコラ言ってたどり着いたら、”麺切れ終了”だったコトがある。
あの時は、、、、、殺意を憶えました!(笑 注:誇張表現なので本気にしないように!)
んな、経験があるもんで、今日店の前に行列が見えた時には、心から安堵のため息が漏れてしもた。

この不便な場所で、この行列!
かなーり期待させるモノは大きいのだが、、、正直ここまでとは思いませんでした。美味いです(脱帽)。

つけ汁は魚だし、獣系だし、それぞれが力強さを感じさせるものの、互いがぶつかり合うことなく融合し、旨味の相乗効果を上げている。抑えの効いた酸味と辛味もいいアクセントになって、つけ汁の輪郭をハッキリとさせている。
合わせる麺は、コシが強くツルツルとした食感の太麺で、力強いつけ汁との相性がよい。
具のチャーシューは、おそらく加熱される前に塩漬け加工されており、コンビーフのような風味でとっても好み。
全盛期の「青葉」を彷彿とさせる調和のとれた素晴らしい出来映えである。店主は中野にある大成食品のアンテナショップ「麺彩房」の出身らしいが、麺のクオリティといい全体のバランス感といい、「さすが」と言わざるをえない。
でも、やっぱり遠いいな・・・

2件目は門前仲町の「おはる」。この店の立地と店構えは必見だ!
海抜0メートル地帯の江東区にあって、本当に川の袂。雨降ったら、ここでラーメン食うの、怖いだろうな・・・
店の作りも、風情があるというか、、、ハッキリ言ってボロ(笑)。最近、東京ボロ店2代巨頭の一角「萬福」が改装してしまったので、昭和30−40年代もののロケ地としては貴重かも知れぬ!

さて、冗談はさておき(<冗談だったんかい)、
そばの方と言えば、スープはシンプルながら鳥の旨味のしっかりと出た力強いスープでなかなか味わい深い。多彩に盛られた具から染み出た旨味も加わり、なかなか美味いのだが・・・問題は麺だ。
細目の玉子入り縮れ麺...まぁ、ここまではいいとして、こいつが「バリカタなんて頼んでないゾ」と思わず声が出そうなほど、固い!
「おっちゃん、こんな固いの食わしとると、お客さん腹壊すでー」
ジャリンコ・チエのつっこみが聞こえてきそうな店であった。
(正しい関西弁のご教授希望します>誰とはなしに(笑))
2003年5月6日 (火)
ばらちらし@鮨 つかさ 【築地
連休中は肉とか麺とかばっかり口に入れていたので、体内魚値が著しく低下。
リカバリーを図るべく早速築地の街へと出かける。
今日は、新規開拓。3丁目にある「鮨 つかさ」だ!

昼間は”ばらちらし(1000円)”と”にぎり(1800円)”のみ。初訪問と言うこともあり、15種のネタが使われているという”ばらちらし”にする。
最近でこそ”ばらちらし”をメニューに載せるところが随分と増えたが、一昔前まで東京で”ちらし”というと酢メシに刺身を載せたモノが普通であった。しかし、よく考えるとあれと、築地で言うところの”海鮮丼”と何が違うんだろう??

さて、真面目そうなご主人が小気味よい包丁さばきであつらえてくれる”ばらちらし”は、それはそれは宝石をちりばめたような美しい出来映え!
具は、マグロ・イカ・ゲソ・帆立・イクラ・白身...ん、15種類のハズだが大分足りないな?
と言うことは・・・玉子・キュウリ・デンブ・キュウリ、これで計10種類。
まさか酢メシに入っている酢・米・砂糖を別個に数えたりしてないよなぁ!?(謎笑)

残念ながら、量的に満腹にはほど遠く、食べたら余計に腹が減る(笑)。年輩の人や、女の人にはいいのかも知れないが、食べ盛りの中年男性(<オイ)にはチト物足りない。
ネタは決して悪くない、いや、きっと良いのだと思うが、いかんせん小さく刻まれているため、これと入って光っているネタが見いだしにくい。
・・・1000円なら妥当かとも思うが、、、”ばらちらし”では寿司屋の実力は判断してはいけないのがよく分かった。夜、入ってみなくちゃ、だな...だれか奢って(真剣)!
2003年5月7日(水)
ねぎそば@中国屋台十八番 【麺】
何度も繰り返し書いているコトだが、、、
自分は”食べるために生きている”のであって、決して、”生きるために食べているのではない!”
ことほどさように食べることを大事にしているのに...

なのに、なのに・・・・
11:00−12:00 突然頼まれた仕事の打ち合わせ
12:00−13:00 夕方の打ち合わせの資料づくり
13:00−13:30 お客様のところへ移動
13:30−15:30 会議
15:30−16:00 別のお客様のところへ移動
16:00−17:30 会議
17:30−18:00 会社にもどる
18:00−      朝方の打ち合わせの続き

って、メシ食う時間ないじゃん!!

それって、俺に死ねってこと??











幸いにして、13:00からの会議は1時間弱で終わり、無事お食事時間が確保できることとなり、九死に一生を得ることができました。ご心配をおかけしてすみませんでした。(<誰も、心配してない気もするが・・・)

と言うことで、訪問先の目の前にある「中国屋台十八番」で、前々から気になっていた”ネギそば”を食す。
本当は、辛いのを想像って言うか、期待していたのだが、出てきたのは短冊に切られたネギと挽肉炒めが載ったじぇんじぇん辛くない”おそば”。でも、スープがむちゃ熱で、ハフホッホとかいっちゃいそう。これって、真冬の寒い日に食ったら、美味いんだろうなぁ−−−今日は暑いけど。

どうやら、辛いヤツはオーダー時に”辛口”と言わねばいけなかったようだ。広東麺とかでも、”辛口”オーダーが可能なのが分かったのは収穫だな。

ここで素朴な疑問。何故、隣の人が食っているモノってあんなに美味そうに見えるんだろう・・・???
心理学的(笑)解説をお願いしたいと思います。
2003年5月8日 (木)
チャーシューエッグ定食@八千代 【場内
魚値低下!危険水域に突入!
「リハビリじゃー!!」とばかりに場内にまっしぐら!
いつもなら8号館へ直行なのだが、、、今日に限って6号館に寄り道。(今思えば、野生の勘が働いたのかも知れぬ・・・)
「八千代」で”焼豚”の文字を発見!途端、舌に記憶が蘇る。

テラッテラに光る
甘辛いタレを纏った
トロットロになった豚バラ肉
の味

気が付いたら暖簾をくぐっておりました。(<魚値低下はどうなったんじゃい!)

ところが今日の”焼豚”、タレに付け合わせのマヨネーズドレッシングと卵の黄身が混ざってしまい、妙にまろやかになってしまっている。
んーーーーっ、この”焼豚”はちょっと過剰なぐらいの濃いめのタレがポイントなのにぃ・・・(地団駄!)
次は、じぇったいに、”マヨネーズサラダなし”にしてもらうゾ!(って、誰に宣言してんだ?)
2003年5月9日(金)
赤メバルの煮付け@高はし 【場内】
掲示板の書き込みに煽られ、煮魚モード全開!一路、「高はし」へと向かう。
店の中を覗くと...あった、”赤メバルの煮付け”!どうやらまだ残っているようだ。
しっかし、店の前には10人前後の待ち人達が・・・仕方がないので最後尾で待つが、気が気ではない。
「お願いだから、”赤メバル”はやめて!あなた方はアナゴなんかいいんじゃないかなぁ〜」などと、心の中でつぶやき、手を合わせる。
祈りが通じたのか、”赤メバル”は売り切れにならずに残っていてくれたが、自分がオーダーすると木板が外され、「ヤマ」!
あっぶねぇ〜!
本当に間一髪であった。

メバルは棲んでいる場所の深さによって、色が違い、最も深いところにいて味が良いとされるのが金、次に、黒で、生息域が浅くなるほど赤みが増すらしいのだが・・・
赤でも十分美味いぞ!身離れのいい、上品で淡白な白身。この魚って、まるで煮付けになるために生まれてきたのではないかと思ってしまうほどだ。
「高はし」で煮魚を食べるときに思うのだが、んとに煮汁が美味い!
甘みが抑えてあって、ドバァーっと染み出た魚の旨味が堪能できる。マジで、これだけご飯にバシャバシャかけて、かっ込みたくなるほどだ。残してしまうなんて、あまりに切ない・・・っつか、もったいない!
スプ〜ン貸してくれ!
喉元まで出かかったんだけど、、、言えない・・
2003年5月10日 (土)
メンマ入りラーメンセット@新福菜館 【ラーメン
散発日である。
「帰りには、しばらくご無沙汰していた「綾」にでも行ってみるか」とも思ったが、
普通の民家にあがりこんでラーメンを食う店が二子玉最寄なのを思い出したので、そちらに行くことにする。
情報では土曜は隔週休みということで、Telして確認しようと思ったが、どこを探しても見つからない。
「ダメならダメで、「綾」に行けばいいか・・」と思って向かってしまったのが悲劇の始まりだった・・・

二子玉からはバスで7〜8分。さらに歩って3〜4分のところに「その店」、否、「その家」はあった。が、「本日休業」まぁ、ここまでは折込積み。眉一つ動かさず、駅へと向かう。
地図で確認すると、二子玉より圧倒的に等々力の方が近い。ので、その方向に歩き出したのはいいが、しばらく行くと目の前に切り立った斜面のような坂が現れた!

ここって本当に東京?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・立ちすくすこと数十秒、運良くタクシーが通りかかった。


そのまま、二子玉に戻ろうかと考えたが、いまさら「綾」までいくのも億劫になってきたので、上野毛・二郎で茶を濁すことにしたのだが・・・やってないじゃん!
どうやらGW後一週間、つまり明日まではお休みにしたらしい。

この段階で、かな〜りテンションが下がり、よっぽど家に帰ってサンプルのカップ麺でも食おうかとも思ったが、再度気持ちを奮い立たせ、電車とバスを乗り継いで「綾」へと向かった。(<えらい! か?)

なのに、なのに、なのに...
「6-11日まで、資材仕入れのため臨時休業

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・途方に暮れるとは、こういうことをいうのだ。
「なぜ、こんな遠くにきてまで・・・」我が身に降りかかった不幸を呪った、マジで。
しか〜し、口に入れるものだけは妥協はできぬ!死ぬほど、腹は減ったが、腹を満たすためだけの食事なぞ、断固としてできん。


長くなったので、途中はすっ飛ばすが、結局「センター北」まで行って、ラ博からお引越しをした「新福菜館」にいって”メンマラーメン”と”焼飯”を食った。もう3時だよ!3時!二子玉を出たのは12時だったのに!

腹が減っていたせいもあるが、この真っ黒なスープにどっしりとした麺のジャンクな一杯は大変美味しくいただけた。それにも増してよかったのが、ラーメンと同じタレで味付けがされた”焼飯”。
自作のチャーシューで作るチャーハンとよく似た味わいで、美味い。やはり、ラーメンのサイドにつけるには、同系統の味付けの方が合うね!!

さて、この「新福菜館」の入っているMosaic Mallは、結構立派なショッピングモールで、おそらく近所の港北ニュータウンに暮らしているのであろう若い家族連れがごまんと来ていた。ある意味、ラ博より立地条件はいいかも!?

なんと言っても目を引くのが、5階から乗れる観覧車。         ・・・・・で、乗っちゃたんだが、、、
一人で乗ると、観覧車って結構怖いね(笑)!?
2003年5月11日(日)
小W@メグ二郎 【ラーメン】
昨日、前代未聞、空前絶後の悲劇に見舞われたためか、遠出する気にならない。
それに、上野毛の二郎に行こうと思った段階でONに入った「二郎モード」もそのままになっているので、メグちゃんに行くことにした。これでまた臨休だったりすると、目も当てられないので、ちゃんとWebでチェックるが、とりあえずお休み情報はどこにも出ていない。

店に近づくと人の山が見えてきた!いつもなら、「うわっ、あんなに並んでるよ!」と思うところだが、今日はなんだかホッとしたりして・・・

さて、オーダーは肉料理の小W(笑)。
お馴染みのぶっとい麺に、肉の旨味と化調たっぷりのスープ。てんこ盛りのクッタクタ野菜に、しょっぱ目のブタ。そして圧倒的な量!今日はその全てが過剰だった・・・が、癒されはした(笑)。

「二郎で負った傷は二郎でしか癒せやしない!」
2003年5月12日 (月)
勝どき揚げ定食(1000円)@魚四季 【場内
某所よりゲットした情報を元に新規の店に行くが、あまりにもメニューがそそらないため撤退。
近くの河豚屋もなかなかによさげではあったが、通りを挟んで向かいにある魚四季で未食のメニューがあったのを思い出しそちらへ。
お目当ては”勝どき揚げ定食”。簡単に言うと野菜とシーフードのミックス串揚げである。
今日のラインナップは、海老・白身2種・ホタテ・ジャガイモ・玉葱・シイタケ・それに茗荷と獅子唐の一緒揚げ。
揚げ物にしては栄養バランスがいいが、ソース味ということもあり、こいつでご飯をモリモリ食べようって感じでは全然ない(笑)。

この店はやっぱり魚、しかも他では食べられない”マグロの顎焼き”とか”なぶら丼”とかがお勧めだな。
付け合せのひじきが妙に美味かったな、今日は。
前回、岩のりの味噌汁に感動したので今日も期待していたのだが、残念ながら豆腐とえのきで、全然普通。

帰りに、最近出来た高知県のアンテナショップにいって”岩のり”買いました。なかなかよさげです!さすが四万十川!

そうそう、15日から17日の3日間、「魚四季」ではオープン5周年記念で”ワンコイン定食”が振舞われるようです。通常、1500円の”四季ちらし”が500円!これはお得です。
詳しくは掲示板をご覧ください!
2003年5月13日(火)
銀だら焼きご飯味噌汁おしんこヤリイカ煮(シェア)(1080円)@玉川 【場内】
明日は休止日!つべこべ言わずに場内じゃ〜!!

ここんとこ場内は盛況が続いていて、6号館の人気の寿司屋はもちろんのこと、「高はし」の前にも10人ばかりが行列を作っている。出し物によっては並ぶこころづもりもないではなかったが、出演者の顔ぶれがいまいちなので同じ8号館の「玉川」にする。

この店は炭で焼く焼魚がお勧め。
今日はラインナップのうち、銀だらをチョイス。加えて、やりいか煮を二人でシェアすることに。
ウ〜ム・・・まずくはないがイカは火の通しすぎでやや固い。どうも、この店煮物に関しては、家庭的というか大雑把(笑)なようで、他の人がオーダーしたカレイなんかは原型をとどめていなかったりする(笑)。

”銀だら”はさすが、身はふっくら、皮はこんがりの理想的な焼き上がり!
ちょこっと醤油をたらした大根おろしと一緒に頬張れば、口の中でジュンワリと脂が溶け出し、いい感じである。
食べ進んだ後の、最後の最後に、残った皮を口にすると香ばしさが口に残って余韻が長く楽しめて良いヨン♪

でも、でも、でも、、、、、ベチャベチャご飯はなんとかして!
味噌汁も美味いのに、折角のご飯がこれじゃ・・・・・美味しいご飯の炊き方を「江戸川」とか「高はし」あたりで習ってきてくれないかな。お願い!
2003年5月14日 (水)
サーモンのクリームソーススパゲッティ@Trattoria da Ciccio 【新富町
休市日につき、協議の上、”濃厚スパゲッティ”の店に決定!
ちなみにお初ものである。

パスタはいろいろあったのだが、”濃厚”さを実感するため”サーモンのクリームソース”をチョイス。
見た感じはフツーなんだが、、、
お、重いぞ!このスパゲッティ!
フォークでくるくるして持ち上げようとしても、なかなか上に持ち上がらないのだ。

どうやら必要な塩分を全てチーズで補っているらしく、滅茶苦茶濃厚...っつか、重厚!(笑)
生クリームに、バター、これでもかって量のチーズ・・・カロリー二郎なみかも!(笑)

こんだけ濃いと、始めの一口・二口はいいけど、半分に差し掛かったあたりでかなり飽きる
                  ・・・ヒィヒィ言いながらようやく完食。
                    苦しさも二郎なみかも知れぬ(笑)!?

次回以降はオイル系にしようと心に誓ったのであった。
2003年5月15日(木)
坦々麺セット@龍譚酒家 【銀座】
午前中はお仕事で使う本を我が家の膨大なグルメ本の中から探索するのに明け暮れ、午後より出社。
雨降りでござるので、会社までの道すがらでランチをとることにする。

「何食べたい?」「・・・辛いモノ」
自分の舌にご要望を伺ったところ、こんな答えが返ってきたので、
世界一の坦々麺サイト So-tasty 坦々麺で銀座一丁目の店を選ぶ。

お昼時ということもあって店内、結構お忙しい様子。
席についてから随分と経つのに、全然オーダー取りに来ない(怒)
ウェイトレスさんに声をかけると、マジで驚いた様子。どうやら完全に忘れ去られていたよう...(怒)

ゴマがふんだんに使われたスープは濃厚でなかなかグッド!(親指立てる) おっと、白ゴマだけじゃなく、黒ゴマも使っているゾ!ピーナッツの刻んだやつも入っていて、食感的にも変化がつけられている。
辛さは、食べ終わった後額が汗で一杯になる位。そこそこ辛いっちゅーことですね。
麺は低加水の太めチョイ縮れ。なんか食感が中華の焼きそばの麺に似ている。
具には、いろいろと何のために入っているのかわからないものが載っている。特に、柚子はいらんだろ柚子は...
全体としてはいろいろと試行錯誤が施されているのが良くわかる、功労賞的な坦々麺ってトコでしょうか・・・
2003年5月16日 (金)
うまみソース丼@鶏由宇 【築地
まだまだ、築地の奥は深い!
ネットでランチ情報を手繰ってみると、あるわあるわ...「築地」住所の店だけで、未食店がわんさかわんさか。

「王たるもの、見てみぬフリは出来ぬ!」とばかりに新規開拓に向かったのであった。

行った先は日刊スポーツの斜め前にある「鶏由宇」。
情緒たっぷりの和風な外装に、
話し言葉で書かれた外書き、
更に、小奇麗にまとめた内装。
いかにも女性を意識した店作りだが、実際のお客さんも8割がたがOLさんで、残りはお年寄り(笑)。

お昼のメニューはそう沢山あるわけではないらしく、今日は”そぼろ2色丼”と”うまみソース丼”のみ。
最後の一つだというので、もちろん”うまみソース丼”をいただく。

”うまみソース丼”と言っても見た感じは、照り焼きの如くテッラテラとしている。
煮てある分実が柔らかく、丼のタネにはこちらの方がいい感じである。
具はこのほかに半熟卵とほうれん草。
そこの方のタレが溜まっているところのご飯がしょっぱめなので、肉も卵もほうれん草もグチャグチャに混ぜてみることにしたのだが、これが正解!ご飯全体に適度に味が回って、丼らしくガツガツ食べるのにちょうど良くなった!
「絶対これが食べた〜い」病を引き起こす引きはないが、月火水に魚・魚・魚と続いた時のインターバルを埋める候補の店としてリストにあると嬉しいかも。
難点は、丼汁をかけることを想定して固めに炊いてあるご飯がやや固すぎることと、量の少なさ。750円なので、仕方がないとも言えるが、男性ではこれだけでは腹八分目が精一杯だろう。

ということで、会社に戻りがてら、残った2割を埋めるべく、Dancyuに出ていた「丸山米店」でおにぎりを2つ買う。このおにぎり3角形のどの角から食べても、具が一口目から口に入るように、具が分散されて入っている。こういう気遣いは是非他でも見習ってもらいたいものだ・・・おまけに、塩加減がいいんだわぁ〜
しょっぱからず、あまからず、塩の使い方一つでこれほど米の味を引き立てられるものかと、感心せざるをえない!
んでもって、ムシャムシャ2つとも食べてしもたら・・・今度は食べすぎ。バカである。(>自分)
2003年5月17日(土)
ラーメン@二代目つじ田&あつもりチャーシュー@高田馬場大勝軒 【ラーメン】
企画を商売にしていると、一生懸命仕事すればするほど忙しくなるのを身をもって実感している今日この頃。
週末自宅にお持ち帰りの仕事がゴマンとあるでないの・・・(泣)

とはいえ、ラーメンも食っておかねば、時代から取り残されてしまう。そんな恐怖心に駆られてやってきたのが、麹町の「二代目 つじ田」。
さして有名でもなかった高円寺の「めん徳」の二代目を名乗り、まんまとパブリシティに載り、行列店化に成功した店である。
店内には、これ見よがしに旭川ラーメンを出していた先代から受け継いだっぽいボロの暖簾が飾ってあるが、出てきたラーメンには旭川の面影は皆無!
むしろ昨年東池袋大勝軒のマネッこをして、思いっきり失敗した自作ラーメンに似ている。(笑)
ゼラチン質と乳化した脂が過剰で、せっかくよさげなタレ味が台無し!言っちゃあ何だが、いかにも素人臭いラーメンだ。中太の卵麺も味・食感ともなかなか良いだけに、何とかして欲しいものである。
最近この類の味を出す店が多いが、現状では、それらと比べても優位性は見出せず、並ぶ価値はおろか、わざわざ出向く価値もないな・・・
マスコミの扇動需要が一巡した後が、この店の本当の勝負になるんだろうけど、それまでに今の欠点に気づくだろうか???

続いて、高田馬場にできた大勝軒。
東池袋大勝軒系の店はいったい何件になったのだろう?よっぽどのマニアじゃないとちゃんと把握できないくらい、膨張の限りを尽くしとる。ココまで増えると一種の宗教だな、まるで!
しっかし、人のふんどしで相撲を取ることにためらいのない輩の多いこと、多いこと。
虎の威を借りれば、イチからはじめるよりずっと容易に商売を軌道にのせられるから、気持ちはわからなくもないが、自分のオリジナルを作り出して世に認めさせることに魅力感じないのかねぇ?
さて、今日食った”つけめん”は、これまで何件も食った東池袋系を名乗る店中最も薄く、麺を食べ進めるのがつらい!
つけ麺は、より麺の味を際立たせるという意見もあるが、自分はむしろスープの美味さを実感させる食べ方だと思っている。なので、つけ汁が美味しくないのは問題外。・・・・・生まれて初めて大勝軒で残した。
そろそろ乱造の弊害が出てきたなぁ〜、山岸さんが築いてきたブランドに傷がつくようなことがなければいいのだけれど。
2003年5月18日 (日)
カレースープラーメン@ひ田屋 【ラーメン
改めて書くまでもないが、、、ラーメンが好きである。
が、雑誌とのタイアップ企画で供される特別メニューや、変わりものラーメンには
全く興味が沸かない

そのほとんどが安易な発想に基づく、底の浅い、人を食ったようなシロモノばかりだからだ。

そんな訳で我が家から程近いところ「カレースープラーメン」の店ができたと聞かされても、全く食指が動かなかった、、、、というか、むしろ避けていた。

しかし、今日は家でいろいろと仕事をせにゃならん都合もあり・・・・・ついつい行ってしまった、のだが、、、、
やっぱりやめときゃよかった!

出てきたのはトロミのあるカレー色のスープ。キャベツやら、ニンジンやら、玉葱やら、もやしやらが入っっており、カレー以外にはこれら野菜の味がほんのりと漂うだけで、他の旨味は一切しない。麺は中太の弱いウェーブのかかった中華麺だが・・・これって、カレー風味の野菜スープにラーメンの麺入れただけジャン!(怒)
じゃあ何かい、ミネスロノーネやコンソメスープにラーメンの麺入れたりってのもありなんかい!?

世の中にない新しいメニューを打ち出す際には、何か新しい価値をもたらさなくてはいけないハズだ。
しかし、この店のカレースープラーメンにはそんなものは一切ない!その気配すらない!
あるのは腹黒さと、打算だけである(激怒)。

確かにカレーもラーメンも日本人の好きな食べ物の上位ランカーだ・・・その両者を融合させたメニューであれば、、、しかもその専門店となれば、珍しさが先にたって、「うまくすればメディアに取り上げてもらって→大繁盛」という絵を描いたかも知れんが・・・・・

自分達のHPで自らを”フード”なんちゃらっちゅうカタカナ名で呼んでいるこの店の料理人達に一言言っておこう。
ラーメンで遊ぶな!(怒)

仮に、もし万万がイチ、マスコミ主導でこんな店が行列店に仕立て上げられる日が来たら、、、
マスコミの良識を疑わざるを得ない・・・そんな超ど級の駄店である!

あ〜永楽にしとけばよかった(後悔)!!!
2003年5月19日(月)
チキンガーリックシチューライスボウル@都内某大学のカフェテリア 【番外】
土日と2日続けて憤懣やる方ない日記を綴ってしまった...
せっかく美味しい話を期待して呼んでくださっている皆様もさぞ欲求不満であろう。
ここは一つ口直しに、とびきり美味しい涎モノの話をと思っていたのだが・・・
どういう訳か、某大学のカフェテリアなんぞで”チキンガーリックシチューライスボウル”なるけったいなモノを食う羽目になってもた(泣)。
大学の学食なんて、現役の頃ですら4年間に1〜2回しか行った事がなかったというのに(ブツブツ)・・・
で、その”チキンガーリックシチューライスボウル”の味だが・・・
美味いとか、マズイとかいう議論されるレベルにも到達してないな、こりゃ。
今日は仕事だから、泣く泣く食ったが・・・・・・よく学園紛争とかおきないなぁ、こんなもの食わされてて!?
おとなしいいんだねぇ、最近の学生は??

しっかし、こんなことばっかりやってると、心が枯れるな、マジで。





という訳で、夜は前々から着てみたかった「ひょうたんや」へ、やってきた。
この店、関西風の蒸さない鰻を出すと言う噂だが、さて、どんなものやら・・・・・
タレは、「甘みは邪魔!」と言わんがばかりに徹底して除いてある。個人的には、もう幾分か甘い方が好みだが、その分、焦げ目は焦げ目らしく、しっかりと苦く、香ばしさが鼻を突くので、鰻の蒲焼が本来”焼き魚”であることを思い出させてくれる。
皮は...固いというより、弾力があり(右手親指UP!)、更に端っこの身の薄いところはバリッとしている。「焼き魚は皮だ!」と主張している身としては、ポイント高くせざるをえんなぁ〜(笑)

なかなかハードな、大人の鰻だ!
人様の食い物はこうでなきゃなぁ〜〜〜(Sigh!)
2003年5月20日 (火)
白いか焼き、マグロブツ、タラ煮@江戸川 一人当たり1500円 【場内
昨晩の「ひょうたんや」で、ささくれだった心は多少は癒されたが・・・・・
完全治癒を目指し、場内へ向かう。

「高はし」は相変わらず行列。今日は時間の制約もあるので、「江戸川」だ。この2軒の関係は、華やかなナンバーワンと、一見地味ながらお客のハートをしっかりとつかんでいる実力派ナンバーツーといったところだろうか。

マイデフォルトの”ブツ”は考えるまでもなく、
・・・今回から、イカが”白いか”に変わっており、お勧めにしたがって焼いてもらい、
・・・お醤油味も欲しいので、タラにの小さい方も取ってシェアする。

まづは”ブツ”、登場。

わぉ!
これは、これはいつもにも増した脂の乗りっぷりだコト!

続いて、”白イカ”。

これは、美味い!

歯を入れるとピチッと音がしそうなほどの弾力なのに、身自体は柔らかく、噛み締めるほどに味わいが口の中に広がっていく・・・んもぉ、最高

タラも、イカとは違った弾むような食感で口の中を刺激してくれる。濃い目の醤油の甘辛だれが、ご飯と合うねぇ〜!
そして、そして、あさりの味噌汁のお味をといったら、、、
一口飲むたびに心の奥深くまで染み渡っていく感じがする。

つくづく、美味いものの食わせ方を知っている店だ!

出来れば、ず〜っとこのままでいて欲しい!店はボロのままでいいから。Torattoria de Edogawaとかになっちゃったら、泣くぞ!(<ならねぇーヨ!)
2003年5月21日(水)
中華そば@若葉&コロッケメンチサンド・ハムカツサンド@ちょうし屋 【場外+α】
本日は午後より日帰り出張。伊豆まで農場を見に行くのだ。(と、いっても農業に携わっているわけではない。)

12:00ジャストの集合。ランチは各自済ませておけ、ということなのだが、気がついたらもう11:30!
ゲッ!30分しかないジャン!ということで、場外へ猛ダッシュ。

築地でクイックランチといえば、TVチャンピオンでもその出来上がりの早さが問題になった「青葉」。
実は収録以来一度も行っていなかったので、親父さんと軽く挨拶なんぞ交わしているうちにあっと言う間にラーメンは出来上がった。
♪昔ながらの♪醤油スープはちょこっと生姜が効いてて、なんかホッとする味。
この店ならではの極細縮れ麺は、、、ムッ・・・・・しまった、固めオーダー”まる必”だったの忘れてた!

ラーメン一杯では到底足りないので、長躯「ちょうし屋」までパンを買いに移動。ちなみにこの2軒かなり遠い(笑)。

コッペパンにコロッケとメンチ、もう一個はハムカツを挟んでもらったのだが・・・
美味しい〜じゃあないの・・・(感心)
カツの衣がサクッとしてて、辛目のソースとチョッと甘みのあるパンがいい感じで合わさってて、、、
GOOD!(右手親指立てる)
ソース味のカツパンとカフェオレ系のドリンクの相性がいいのも発見!
慌しい中、収穫の多いランチだな、今日は。
2003年5月22日 (木)
海鮮フライ定食@かつ銀 【銀座
「OL美食特捜隊」の”あい”さんこと栗飯原さんのお話を聞きに行く。
幾つモノ人気サイトを立ち上げた張本人だけあって、お話は具体的でわかりやすく、かつ、経験に基づいているだけあって物凄く説得力がある。彼女(達)のサイトとウチのサイトでは、性格も目的も異なるのだけれども、”美味しいものの話が飛び交う場”という点では共通しているので、いろいろと参考にさせていただこう。
本日より、”築地市場を食べつくせ!”に異変を感じたら、「そんな理由があったのね!」とご理解いただきたい!
さて、今日はランチパートナーである同僚のお勧めに従い、「かつ銀」にて”ホタテのフライ”を食う。
この店のホタテはそんじょそこいらのホタテフライとは異なり、ヒモ付である。と言っても、情夫がいるという訳ではない。(あほ>自分)
”ホタテフライ定食”(1400円)というメニューもあるが、オーダー寸前に鯵フライとのコンボの”海鮮フライ”(1100円)というメニューを発見!鯵も旬だし...ジュる      という訳で、こっちにする。

この選択は大正解であった。旬の鯵は身が厚く、、、それでいて、柔らかく・・・、何より甘みがあって、素晴らしい!ちょっと辛めのウスターソースをかけると、その甘みが一層引き立ってGood!(右手親指立てる  最近こればっかしやな)
ホタテは貝殻にのせて供されるが、はみ出さんがばかりのビッグサイズ!肉厚の貝柱が微妙にレアな感じで・・・良い!(日本語バージョンね!)
ヒモの部分もヘンな苦味があったり、噛み切れなかったりすることもなく、食感に変化が加わってGood!(ひつこい?(笑))
この店お肉用のドロっとソースと海鮮用のサラッとソースがあって、
戯れにドロっとソースも試してみたら、、、、やっぱ合わなかった・・・ソースには気をつけよう!(って、こんなオチかい!?)
2003年5月23日(金)
ニシン・ヤリイカ・アナゴの3点盛@高はし 1100円 【場内】
築地広と言えども、
         この味に勝るものはそうはない。


今日「高はし」のアナゴ煮を口にし、正直そう思った。
メニューにはないニシン・ヤリイカ・アナゴの煮物3点盛をお願いしてみたら、ご快諾がいただけた。
ニシンはおそらく関西の方がご覧になられたら、ギョッとされるような、まるでタールを纏ったかの様相であるが、ご心配されるほど濃厚な味ではない。
実は、ニシン自体あまりお馴染みの食材ではないので、えらそうなことは言いづらいのだが、ニシン初心者でも抵抗なく食べられるお弁当に入っていそうな味わいである。
イカはシーズンも終わりに近づいていて、、、実も硬く、味も薄い。

しかし、今日のハイライトはアナゴ煮であった。
”とろける”という表現は嫌いなのだが、口の中でやさしく扱ってあげないと可愛そうになるほどの柔らかさ・・・まるでお菓子である。本わさびの爽やかな香りと甘辛味が、重なりあったお味は、冒頭書いたように他では決して味わえない繊細さである。
これから梅雨に向かう。雨は大嫌いだが、この梅雨を経てアナゴが美味さを増す!「高はし」で旬のアナゴを丼からかっこむ・・・幸せである。梅雨早く来い!

夜は門前仲町の「大阪屋」に言ってみる。詳しくは機会があれば記してみたいと思う。今は、感心させられるコトの多い店であったとのみご報告しておこう。(ご近所の美味しいモツ屋情報大募集します!ご協力お願いします)        
2003年5月24日 (土)
大勝軒池袋のフローズンラーメン@家 【番外
某冷食メーカーから出ているフローズンの大勝軒池袋の暖簾モノを食す。
これで、東池袋大勝軒は、チルド・カップ・フローズンと出揃い、残るは袋とアルミ容器モノとなった。
スープは、再現性は兎も角、魚ダシがほんのりと香り、動物系のダシが旨味のボディーを支えていて、単純にラーメンのスープとしてかなり美味い。多分、調味料の遣い方が上手いのだろう。
一方、麺はツルツル食感の半透明の麺で、そもそもお店の麺を再現する気がなかったのか、全く似ても似つかない。おまけに、冷凍麺の宿命なのか、麺の表面から内部にいたるまで固さが均一で、食べていて非常に違和感がある。
具に関しては、正直入っていない方がマシ。特にチャーシューは匂うは、固いは、で最悪!

夜は、先日カツサンドで感動させてもらった、雪谷の「一富士」へ。昼、粗食の時は夜ちゃんとしたもの食べてバランスをとらにゃ。
”チキンソテー”目当てで来たのだが...店の前の手書きメニューにある”牛フィレカツ”が妙にそそる。
幸か不幸か、”チキンソテー”は我々の前で売り切れてしまったので、間髪いれづに”牛フィレカツ”をオーダーする。
正直言って、フライの揚げ方は決して上手な訳ではない。火の通し加減も、自分の好みからするとウェルダン過ぎる。
が、この店のソースは抜群である!
余分な酸味がなくて、チョッとしょっぱめ。滅茶苦茶ご飯にあう!これほど、ご飯が美味しく食えるソースは、自分は他には知らない。このソースのレシピ、市販したら売れるぞ、きっと!
2003年5月27日(火)
アナゴ丼@高はし 1100円 【場内】
商品企画の参考にしようと買った雑誌で駅弁の特集をやっていた。
すると、以前TVのランキング番組で1位に推されていた宮島口の”アナゴ弁当”がでていた。
見ているうちにアナゴを、ご飯と一緒に口一杯に頬張ってみたい衝動が襲ってきた!
そう、正に襲ってきたのだ! こうなると、もう逃げも隠れもできない。

しかも、明日は休止日。今日を逃すと、大変なことになってしまう。
・・・という訳で、昼時は出先にいたのにも関わらず、場内までダッシュで戻る。

みゃ〜!
丼に、鼻を近づけた瞬間の、海苔の香ばしさと山葵の爽やかな香りにもやられたが、
なんっつても、煮アナゴのホロホロと崩れんばかり繊細な柔らかさには、それこそ舌を巻く他ない。
それに加えて、アナゴからでたダシの旨味を漫々と湛えた甘辛いタレを纏った銀シャリが、
またまたうまい! んも〜、夢中で頬張っちゃいましたよぉ・・・

やられたナ...フッ(←ニヒルに笑ったつもり)
舌も、お腹も、こころも・・・大満足である。
そろそろお魚もシーズンが変わる頃合のようで、お品書きには初夏のお魚が登場し始めた。
ワクワク感で一杯である。これだから築地は楽し〜い!
2003年5月28日 (水)
親子丼@辰の字 780円だったか?【番外
今日は休止日。加えて、病院に最後の検診に行くので、道すがらにあう「辰の字」に行く。以前、掲示板で教えてもらったお店である。
本来焼き鳥屋さんらしいが、お昼は親子丼・きじ焼き丼など、丼ものが中心。いろいろとネットで調べてみると、親子丼が評判のようなので、オーダーはそれにする。
小ぶりに切られた鶏肉をゆる〜く卵で閉じた親子丼は、丼に顔を近づけると、卵と割り下のあま〜い香り立ち上がる。お肉は全て腿肉でしっかりとした噛み応え。時にコリッとした食感さえ残す。比内鳥やコーチンのようなガッシリした固さはないが、かといってブロイラーのようなだらしない食感とも違う。どこの鶏なんでしょ?
割り下はそこそこ甘いが、ベタッとしたしつこさはない。ただ、量が多いのでまるで汁ダク状態。自分的にはぜんぜんOKだが、嫌う人もいるかもネ?
卵・鶏肉・ご飯だけの最低限のコンポーメントで構成されているだけに、箸休めが欲しいところ。とりあえず野沢菜のお新香がつくが、もうちょっとなんか・・・百円高くしてもいいから、充実を求む!
豆腐と揚げのお味噌汁はおいしゅうございました。
2003年5月29日(木)
ビーフカレー大盛りwithゆで卵@1/3 1050円 【銀座】
あ〜あ、出ちゃったよ!

5月18日の日記で、
「仮に、もし万万がイチ、マスコミ主導でこんな店が行列店に仕立て上げられる日が来たら、、、
マスコミの良識を疑わざるを得ない・・・そんな超ど級の駄店である!」
と評した店が、とうとうマスコミに登場した。紹介しているのは、暴行事件で有名なあの男。
”良識”を疑わざるをえないとは書いたが、もともとそんなモン持ち合わせてない人間も世の中にはいるから、どうしょうもないちゃ、どうしょうもないね!

さて、そんな下らん雑誌記事に煽られた訳ではないが、本日はカレー曜日!
ってことで、マガジンハウスからほど近い「1/3」へ!

インド系以外はポークがデフォルトだが、メニューにないので仕方なくビーフをオーダー、
すると・・・

う〜みゅ、カレーってなんかフォトジェニックじゃないなぁ・・・
肉はパサパサであんま美味しくない。
ボロッボロになるほど煮込んであるわけでもないのに、このパサパサ度・・・ということは、
部位の選択が間違ってるんじゃないか〜?
もしくは、もう少し高いサシのちゃんと入った肉じゃないと・・・つらいっしょ。
さらにいうと、別に牛じゃなくても・・・関西の人が聞いたら憤慨しそうだけど、豚バラの塊とか使ったほうが美味くなると思ふ。

カレー自体は、一口目から甘みがポワァーっと口中に広がる、まろやかな口当たりだが、決してお子様カレーの用に甘いだけではなく、辛味もしっかり・スパイスきっちり!香りも高い。

ぐっ具だけ、何とかしちクリ〜・・・
2003年5月30日 (金)
タン麺野菜大盛り@やよい軒 850円?【築地
最近、家に仕事を持ち帰ることが多い(泣)。
夜は飯を食いながら飲んでしまうので、使い物にならず・・・
仕方ないので一寝入りしてから、夜中に起きだして、仕事をするのだが、
よしゃ〜いいのに、その時も飲む(爆)。
今朝は結局仕事が7時までかかってしまい、7時まで飲んでしまったので、
会社に行かなきゃいけない時間になっても酒が抜けず、、、つらい(アホともいう)。

そんな訳で、繊細な味のお魚さんではなく、ドッシリ・しっかり系の味を舌が求めているので、
以前行ってなかなか良かった「やよい軒」に行くコトに。
前回、野沢菜の炒め物が載った”やよいそば”を食ったら、そこそこ美味しかったので、今日もこころが揺れたが、結局タン麺に落ち着く。
一緒に言った同僚は「しょっぱい!」と感想を述べていたが、舌がバカになっている今日の自分にはピッタシ!
野菜から溢れ出た旨味を受け止めたスープと、卵がほんのり香る極太の麺との相性ピッタシ!
野菜大目にしたので、具もタップリな上、麺はもともと多いので、お腹一杯!
なんか大雑把だが、満足度の高いランチであった!
2003年5月31日(土)
サンプルの袋麺@家 【番外】
朝、目覚めるともうお昼近く。まぁ、週末にはありがちだが、やはり疲れも溜まっていたのだろう。
外は台風の影響で雨。一気にお出かけモードのテンションが下がる。
おまけにお昼からは、野茂の登板ゲームの中継があるというので、昼は家ですますことにする。

溜まりに溜まったサンプル商品の中から、東京ではあまりお目にかからない袋麺を試す。この商品、食べてみるのは初めてだが、ロンチ時に大量出向したにも関わらず、定番化に失敗した不遇な商品として反面教師的に参考にさせてもらっている。

なんと、液体スープがついているではないか!?し、しかも、調味油まで!
作ってみて、またビックリ!ネ・ネギがはいってない!
味わってみると、スープの味が平板で深みがない。麺もノンフライの割りに、弾力がなく、コシも乏しい。
この麺で、麺訴求しちゃぁ〜、そりゃ、消費者にそっぽ向かれても仕方ないでしょう。


と、まぁ、こんな感じで昼は粗食で済ましたので、夜はご馳走を食べに妻と出かける。
向かったのは、鷹番の”大黒屋”。もともとお米屋さんが始めた定食屋さんなのだが、”麦とろ”が自慢らしい。
で、自分は”麦とろ紅鮭焼定食”、妻は”麦とろメカジキ焼定食”。それぞれ、1700円・2000円と、定食にしてはかな〜りお値段が張るのだが、それだけの価値は十二分にあった!

しっかりとした味の出汁で伸ばしたとろろを、麦大目(五分くらい)の麦飯にぶっかけて頬張ると、野趣溢れる山芋の味が口の中にパァ〜と広がり、かっ込む手が思わず勢いづく(笑)。麦のプチプチ感がまた嬉しい!
西京味噌でほんのり甘辛く焼き上げられ紅鮭、出汁であらかじめ薄味がつけられたほうれん草ともやしのお浸し、それに野菜もつけ方も異なる数種の香の物!こいつらオカズに食ったら、白飯も美味いに違いない!
という訳で、2杯目は白飯にしたら、このご飯が甘くて、ムチャ美味!
決して固い訳ではないのに米粒一粒一粒が口の中で感じられる絶妙の炊き加減は、お米屋さんの面目躍如。
あんまりにも美味くて満腹中枢が機能不全になるくらい、食べることに熱中してしまった。
んもぅ〜、汗ぐっしょり!(笑)

幸せ度が極まり、「美味しいもの格言」なるものを思いついたので、色紙にしたためてみた(笑)。Topページに張ったのでご覧いただきたい!